競艇の展開予想について【1】
どうもgambleです。
今回は競艇をやるうえで大半を占める展開予想について書いていこうと思います。
まず初めに競艇とは1号艇が1着になる確率が50~60%と1号艇から予想を始めるのがセオリーです。(50~60%と言いましたが競艇場は24場あり各競艇場で確率が大きく変わりますが1号艇から予想して間違いないでしょう)
展開を予想するうえで頭に入れておかなければいけないことは決まり手です。
決まり手が分かると各進入コースからどのような決まり手が多いか分かるようになり展開予想に幅が出てきます。
【各コースの大まかな決まり手】
1コース→逃げ・抜き
2コース→差し・まくり
3コース→まくり・まくり差し・差し(2コースがまくるときは差し多め)
4コース→まくり・まくり差し・差し
5コース→まくり差し・まくり・差し
6コース→差し・まくり
これが大まかな各コースの決まり手です。
正直な話6コースの決まり手は考えなくて大丈夫です。ほぼほぼ6コースの1着がないため6コースの1着が見れたらラッキー程度に流しましょう。
これを踏まえて予想しないといけないことはスリット隊形と1マークです。
競艇はスタートと1マークでほぼ決まります。一応3周はしますが2週2マークの予想をしてくださいと言われてもできる人はいないでしょう。道中で抜かれてしまったら展開の読み違いではなく各選手の実力の見誤りです。(今回は展開予想なので実力はあまり考慮しないものとします)
因みに競艇では待機行動というものがあります。この待機行動ではコースの取り合いが始まります。ここで一つの疑問がでるのではないでしょうか?1コースの勝率が5割以上あるのなら全選手1コースを狙うべきではないかと。確かに1コースの勝率は5割を超えますがこれは待機行動で争いが起きず3対3の定番コースになった場合がほとんどです
実際1コースの取り合いが起きると1コースの勝率は間違いなく落ちます。
それは競艇のスタート形式によるものです。競艇ではフライングスタート方式が採用されており100メートルから180メートルの助走(100メートルがスロー。180メートルがダッシュと呼ばれます)をつけて見えないスタートラインに合わせてスタートします。当たり前の話ですが助走が多いほうがトップスピードになる可能性が高いです。
またここで1つの疑問が、1コースの人も180メートルくらい助走取ればいいやん!って思いますよね。だってトップスピードのほうが有利だから。
しかしその行為は反則となり減点対象になってしまいますしなによりスポーツマンシップのかけらもありません競艇の面白さもなくなってしまいます。
そのため競艇ではスロー3艇ダッシュ3艇の並びが多くなっています。
でもスタートタイミングなんて分からないじゃんって方もいると思います。そのため競艇の出走表では平均STがかかれています。この平均STは0に近いほど早く遠いほど遅いです。もちろんSTが速いほうが有利ですが早すぎるスタートはフライングという反則行為となりそのレースから除外されその選手の絡んだ舟券は全部返還となり確定オッズもこれでもかと下がりますしその選手には30日間の出場停止処分が下ります。(フライングは半期で計算されますが2回目は90日、3回目は180日の出場停止処分があります)出場停止って何かというと簡単に無収入状態(無職)の状態になります。
ですので選手としてはフライングは切りたくないでも勝つためには早いスタートを行かないといけない葛藤の中でレースをしているはずです。
競艇界の絶対王者と呼ばれる松井繁選手が「スタートは水物」と言っていました。
ですのでお金をかけているファンからしてみればスタートもっと早く!って思うと思いますが諦めましょう。イラついてもスタートは変わりません。今回は運が悪かったと思うしかないです。
あまりに長いので2に続きます。